寒くなると冷え性にとってつらい季節がやってきます。
私も日々冷えと戦っていますが、仕事でデスクワークがほとんどなので「足元の冷え」は悩みのタネです。
家でもパソコンを使おうと机に座ると、10分もすれば足が芯から冷えて中断してしまいます。エアコンを入れても足元まではなかなか温まらないんですよね。
『何かいいものはないものか』と、悩んで購入したのが「フットヒーター」でした。
足湯に浸かっているような感覚で、長時間椅子に座っていても足元がポカポカ!
温かさも調節できるので、自分の好みの温度に設定できるところもGood。
ナツメ
さて、今回はフットヒーターを買って良かった点・気になる点や、メトロの製品を選んだポイントなどを紹介します。
目次
フットヒーターとは
フットヒーターとは、足元を電気で温める暖房器具です。
この記事で紹介するメトロのフットヒーターという製品は、木枠の器具の上に足を乗せると「足裏」からじんわりと温まる暖房器具です。
ひざ下やすねを温めたいのであれば、デスクヒーターも人気です。私もギリギリまで悩みました。
デスクヒーターは足の置く高さが変わらないのもいいですね。
しかし、末端冷え性のように手足の先まで冷えてしまうと横からのヒーターを使ってもスネや太ももが熱くなるだけで、つま先まで温まりにくいことも。
メトロのフットヒーターは、つま先や足うらを効率よく温められるアイテムです。
メトロのフットヒーターを買った決め手
フットヒーターはさまざまな種類のものがあるのでどれを買えばいいか悩むのですが、口コミも参考にして決めました。
商品を買う時に口コミだけを過信するのもよくないと思いますが、評判が高く口コミが多い商品は安心感があります。
メトロ(METRO)は、家電や産業向けに赤外線ヒーターの暖房器具などを製造するメーカーです。
日本製で、暖房器具に強いメーカーなので信頼できます。
フットヒーターを価格だけで選ぶと、2~3千円のお手頃価格のものもありますが、今回ちょっとお高めの木枠フットヒーターを選びました。
最終的に私の決め手となったのは、
- サイズが選べる
- 温度調整ができる
- 電気代が安い
- 木枠である
- 5時間タイマーがある
- 清潔に使える
- 日本製
その理由を詳しく見ていきましょう。
サイズが選べる
メトロの木枠フットヒーターは、長さによってサイズが2つあります。
1灯式 | 2灯式 (大サイズ) | |
---|---|---|
型番 | MFH-181ET | MFH-321ET |
サイズ | 奥行21.8×高さ10.7 ×幅49cm |
奥行21.8×高さ10.7 ×幅82.9cm |
重さ | 約3kg | 約4kg |
消費 電力 |
180w | 320w |
電気代 | 約4.9円/h ※ | 約8.6円/h ※ |
(※電力料金目安単位 1kWh当たり27円で『強』にしたときの計算)
私は弱でも充分あたたかいと感じるので、弱であれば1時間当たりの電気代ももっと安い。
大サイズがオススメなケース
- 普段から足を動かす
- 余裕を持って使いたい
- 二人以上で使う
- 机の下が広い
一人で使うなら1灯式タイプでOK。
私はデスク下のスペースも広くないので、1灯式を購入しました。
温度調整ができる
温度設定が「弱 → 1 → 3 → 5 → 7 → 強」と調節できます。
厳密にいえば「切」と「弱」の間に「・」が3つあります。
口コミでも普段は「3」ほどで十分温かいとありました。
環境や感覚によるとは思いますが、「3」でしばらく使うと十分足うらがポカポカになります。私の場合「弱」で充分温かく感じます。
電気代が安い
いくら商品の価格が安くても電気代が高ければ、トータルで割高になってしまいます。
メトロのフットヒーターは、電気代がこたつと同じくらいなので経済的です。
具体的には1灯式の場合、目盛りを「強」にした場合で1時間当たり4.9円です。
(電力料金目安単位 1kWh当たり27円で計算)
調節しながら使用すれば、電気代も1時間あたり1円~3円程度に抑えられるので嬉しいですね。
木枠である
メトロのフットヒーターは、木で囲われているデザインがレトロ。初めて使うのに、どこか懐かしい雰囲気が漂います。
木枠なので頑丈
そんな“レトロ”な“メトロ”のフットヒーターですが(言いたかっただけ)、靴下や素足を乗せた時に本当に心地いいのです。
フットヒーターの上で足を前後に動かせば、温かい木が足うらにあたりマッサージされているような感覚に!
これは、アルミや金属などで覆われたフットヒーターでは体感できない気持ちよさがあります。
清潔に使える
床に直接置いて使うものなのでホコリが入ったりするのが心配でしたが、口コミでもお手入れが楽との声が多くありました。
家の中で使えば、ホコリが溜まることも少ないですが、引き出して掃除ができる「クリーン・ポケット(上の写真の引きだしている部分)」があるので便利です。
フットヒーターの掃除方法
- ボルトを外す
- クリーン・ポケットを引きだす
- 掃除機でホコリをとる
5時間タイマーがある
どんなに注意していても電源の切り忘れがあるかもしれません。
特に暖房器具は消し忘れによる火事なども心配です。気をつけることが一番ですが、タイマー機能はもしもの時の味方になります。
メトロのフットヒーターは、5時間で自動で切れる機能があるので安心です。
使って気付いたフットヒーターの予想外の効果
フットヒーターを買ってよかったことは、冬に机に座ることが楽しくなったことです。
冬の間はこたつに入ってばかりで、ほとんど机に座ることはなかったので…
そのほかにも意外な効果も。
フットヒーターは頭寒足熱アイテム
「頭寒足熱」という四字熟語があります。
頭は冷やして足元を温めると健康に良いという意味です。
これは良い眠りにつける効果や、勉強や読書・パソコン作業するにも頭寒足熱は効果があります。
確かに、エアコンなどでからだ全体を温めるよりも、足元だけが温まると集中できるような気がします。
受験を控えたお子様や資格取得に励む社会人の方も、成果や効率アップに繋がるかもしれません。
フットヒーターはお行儀が良くなる
個人的に嬉しかったのは、足を組むクセが直ったことです。
足を組むと片方の足がヒーターに届かず寒いですからね。
足を組むのは体のゆがみにも繋がるので気をつけたいとは思っていたのですが、無意識に組んでしまう方も多いのではないでしょうか。
フットヒーターを使うことで解決したのは予想外のメリットでした。
また、幅の狭いフットヒーターを購入したことで、足をそろえて座るようにもなれました。
ナツメ
フットヒーターの注意点
万能に思えるメトロのフットヒーターにも気になる点があります。暖房器具なので扱いにも注意したいところです。
スイッチの位置がコードの中間にある
コードのコンセントと本体に差し込む間にスイッチがあるコードの形状です。
商品説明のコードの長さには3mという記述がありますが、中間にスイッチがあるので配置には気をつけなければいけません。
スイッチからコンセントの先までが約140cmで、スイッチから本体までのコードの長さが約160cmです。
私は延長コードなどを組み合わせて、スイッチを机の上に置いて使用しています。購入前に位置関係を確認しましょう。
電源を入れてすぐに温かくなるわけではない
これはどんな製品でもそうかもしれませんが、こたつのようにじわじわと温まってくるので最初は冷たいかもしれません。
しかし、メトロのフットヒーターは木枠なので、金属製品に比べると最初の≪ヒヤッ≫とする感覚も少ないです。
フットヒーターの端は冷たい部分もある
木枠のすべてが温かくなるわけではありません。足を乗せる部分の中に長いヒーターが入っています。
端の部分は冷たいです。1灯式は一人用です。
ナツメ
ブランケットとの併用が良い
足先は温かいのですが、さすがにひざや太もも部分までは温かさが届きません。
ブランケットの併用などをオススメします。(ブランケットがヒーターに当たらないように気をつけてください)
コタツにはならない
フットヒーターに毛布をかければコタツになるのでは?と思ったアナタ。危険です!!
フットヒーターに毛布などをかけて使用するのは禁止です。
布団に入れて使用したり、布をかぶせるのは絶対ダメです。
木枠に覆われているのですが、間にヒーターがあるので万が一ということもあります。正しい使い方で使用しましょう。
机をコタツにしたいなら
別のメーカーになりますが、デスクヒーターを机の裏に設置してこたつのように使用する暖房器具があります。
まとめ
メトロのフットヒーターは、足裏を温めてくれる暖房器具です。
私は使用し続け今年で6年目です。足を温めるだけでなく意外な効果もあり買って良かったと思います。
コロナ禍でテレワークなども増え、家で仕事をする機会も増えたかと思います。冬を乗りきるためにも足元を温めるのは大切です。
冷えは万病のもとと言われます。
冷えの原因をつきとめて食事や運動を意識して体を温めることも大切ですが、体の外から温めることも忘れてはいけません。
メトロのフットヒーターは、家族で使ったりリモートワーク、受験勉強や読書がはかどる、オススメの暖房器具です。