スマートレターは、封筒と切手が一体となった郵便サービスです。
10月1日からは郵便料金の改定でスマートレターの値段も上がります。
スマートレターのサイズや重さ、注意点などについて詳しく見ていきましょう。
目次
スマートレターとは?
スマートレターとは、全国一律料金で信書も送れる日本郵便のサービスです。
専用封筒を購入すれば、切手を貼る必要なく郵便ポストに投かんできます。
ちょっとした小物を送るときに役立ちます。ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリで文庫本一冊や小物の発送にも使えます。
スマートレターの料金は?郵便料金改定で封筒が変更に
2024年10月1日からの郵便料金改定で、スマートレターの価格も 180円 から 210円 に値上がりに。そのタイミングで封筒も変更になりました。
左上にある、切手の代わりの印字部分(料額印面)も 180円 から 210円 に変わっています。
旧料金表示のスマートレターが残っている場合は、新料金の差額分の追加切手を貼ると使えます。
スマートレターの詳細
料金 | 210 円 |
---|---|
重さ | 1kg まで |
サイズ | A5 ファイルサイズ(25cm×17cm) |
厚さ | 2cm まで |
お届け | 郵便受けに投函される |
追跡 | 追跡サービスなし |
信書 | 信書もOK |
補償 | 損害賠償なし |
配達日 | 土日・祝日は配達されない |
スマートレターは、はがきや手紙などと同じように、平日のみの配達となります。
スマートレターのメリット・デメリット
スマートレターを送るときに気を付けたいポイントなどを説明します。
スマートレターのメリット
- A5サイズで2cm・1kgに収まる物まで送れる
- 封筒一体型なので、別で封筒を用意しなくていい
- 封筒に両面テープが付いているので便利
- 信書も送れる
- ポストに投かんできるサイズ
スマートレターのデメリット
- 追跡機能がない
- 万が一の郵便事故でも補償がない
- 封筒含めた厚みが 2cm を越えたら駄目
- サイズがA5までなので送る物が限られる
- スマートレターの専用封筒でないと利用できない
スマートレターは追跡機能や補償がない
スマートレターは追跡機能がありません。
不安な場合は追跡機能がある別の発送方法を選びましょう。
また、万一配送途中に事故があった場合でも、損害賠償はありません。
高価なものなど心配な場合は、補償のある発送方法を選ぶことをおススメします
スマートレターを買える場所と注意点
スマートレターを購入できる場所は主に次の通りです
- 郵便局
- 郵便局:切手通販サイト
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- セブンイレブン(店舗によって扱いない場合も)
スマートレターで送れるもの、ダメなものは?
スマートレターは、信書(手紙や書類など)を送ることができます。スマートレターで送れるもの、送れないものは下記の通りです。
スマートレターで送れるもの
- 信書(請求書の類、証明書、文書自体に受取人が記載されている文書)
- サイズに収まるCD、DVD、ブルーレイ、書籍、小物、化粧品、布製品等
封筒を含めた全体の重さと厚さが規定内に収まれば、手紙と一緒に小物などを同封できます。ちょっとしたプレゼントなど送るときにも便利です。
スマートレターで送れないもの
- ガラスや陶磁器などの割れもの
- 精密機械などの壊れもの
- なまもの・生き物
- 芸術作品等代替品の入手が困難なもの
- 現金・貴金属等の貴重品および爆発物・毒劇物等の危険物等
さいごに
あて名を書いて手早く出したい小物は、スマートレターを使うと便利です。
またスマートレターの厚紙の封筒は、ある程度強度もあり安心です。
単行本や小物の発送に、スマートレターは気軽に送れて重宝します。機会があれば使ってみてください。