クリックポストは、運賃支払手続きと、あて名ラベル印刷までを自分で行う郵便サービスです。
パソコンやプリンター・コンビニ印刷を使い、あて名ラベルを作成すれば、簡単に発送することができます。
そんなクリックポストについて詳しく見ていきましょう。
目次
クリックポストの特徴
クリックポストの主な特徴は下記の通りです。
- 全国一律185円で送れる
- 追跡サービスがあるので、相手に届いたか確認できる
- 日曜・祝日も配達してもらえる
- 郵便ポストに投かんして発送可能
- 郵便受けに配達(受領印は必要なし)
- 運賃はオンラインで決済される
クリックポストで送れるサイズ
長辺 | 14 cm~ 34 cm |
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短辺 | 9 cm~ 25 cm |
厚さ | 3 cmまで |
重さ | 1 kgまで |
クリックポストは登録しないと使えない?
クリックポストは、事前登録が必要です。
最初の登録や発送するときは、郵便局のクリックポストのページでからできます。
クリックポストを使うのに必要なものは?
クリックポストは、宛名を手書きで書くことはできません。
クリックポストのサイトで宛名ラベルを印刷して、送りたい郵便物に貼って送ります。
インターネット環境が必須で、住所登録や支払い情報などの最初の準備などに少し手間がかかります。
登録してしまえば、郵便物を送りたいときにサイトから送り先情報を入力するだけで宛名ラベルが完成します。
クリックポストに必要なもの
- ネットに繋げる環境(パソコンなど)
- Yahoo!のID
- Yahoo!ウォレット(クレジットカードなど)
- プリンター(コンビニ印刷でも可能)
- 送りたい荷物(規格に収まる荷物)
プリンターが自宅にない場合は、宛名の印刷画面を保存してネットワークプリントを使えばコンビニで20円~で印刷ができます。
プリンターを買うまでの回数は使わない、プリンターは自宅に置きたくないという方はコンビニで宛名ラベルを印刷するという方法もおススメです。
クリックポストで送れるもの
- 衣料品
- 書籍・コミック
- CD・DVD・ブルーレイ
- ハンドメイド品
- 化粧品
- お菓子など食品 等
クリックポストで送れないもの
送ってはいけない物は、現金、信書、郵便禁制品、貴金属、宝石などです。
具体的には、
- 手紙や請求書
- 証明書
- ダイレクトメールなど
クリックポストのデメリット、注意点
- 現金や信書、郵便禁制品、貴金属、宝石は送れない
- 補償がない
- 陸送輸送のため、沖縄宛てや離島宛ての場合などは届くまで日数がかかる
クリックポストは補償がない
クリックポストは定型外郵便と同じく補償がありません。
発送中に紛失した場合や、破損した時は自己責任になります。
配送中の破損が起きないように梱包には気をつけましょう。
送りたい商品が3cm以下でも、商品保護のためのプチプチなどの気泡緩衝材(エアクッション)で包むと、3cm超えてしまうこともありますので梱包材の厚みにも注意。
緩衝材をせずに発送するのも商品の破損の原因にもなりますので、微妙な調整が必要です。
クリックポスト、こんな時は戻ってくるかも!?
インターネットの追跡確認でなかなか引き受けにならないな~という時に、送り主にクリックポストが戻ってくることがあります。
理由は次のケースが多いです。
- 厚みやサイズがオーバーしていた
- バーコードやQRコードが郵便局で読み込めない
- 内容物が配達途中で片寄ってしまっている
厚み、大きさや重量の規格は厳しいので、発送前には自宅で収まっているかチェックを必ずしましょう。
クリックポストを受け取るときは、ハンコはいるの?
クリックポストを受け取るときは、受領印(ハンコやサイン)は要りません。
普通郵便やメール便と同じようにポストに届けてくれます。
ただし郵便受けに入らないようであれば、ピンポンが鳴って直接手渡しか、不在の際は不在票が入ります。
さいごに
クリックポストについてサイズや重さのまとめでした。
自宅にネット環境とプリンタがあればすぐに宛名ができます。また、郵便ポストに投かんして発送できるのも便利です。
郵便料金も安いので、機会があればクリックポストを利用してみてください。