クリックポストは、長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm以下・重量1kg以下の物であれば、一律198円で送れる日本郵便のサービスです。
運賃支払手続きと、あて名ラベル印刷までを自分で行います。
パソコンやプリンター・コンビニ印刷を使い、あて名ラベルを作成すれば、簡単に発送することができます。
ヤフオク!などのオークションや、メルカリなどのフリマアプリで出品している人にとっては、小型の商品の発送にお得なサービスになっています。
目次
クリックポストの特徴
- 全国一律198円で送れる
- 追跡サービスがあるので、相手に届いたか確認できる
- 日曜・祝日も配達してもらえる
- 郵便ポストに投かんして発送可能
- 郵便受けに配達(受領印は必要なし)
- 運賃はオンラインで決済される
それではクリックポストについて詳しく見ていきましょう。
クリックポストを使うのに必要なものは?
クリックポストは、宛名を手書きで書くことはできません。
クリックポストのサイトで宛名ラベルを印刷して、送りたい郵便物に貼って送ります。
インターネット環境が必須で、住所登録や支払い情報などの最初の準備などに少し手間がかかります。
登録してしまえば、郵便物を送りたいときにサイトから送り先情報を入力するだけで宛名ラベルが完成します。
必要なもの
- ネットに繋げる環境(パソコンなど)
- Yahoo!のID
- Yahoo!ウォレット(クレジットカードなど)
- プリンター(コンビニ印刷でも可能)
- 送りたい荷物(規格に収まる荷物)
プリンターが自宅にない場合は、宛名の印刷画面を保存してネットワークプリントを使えばコンビニで20円~で印刷ができます。
プリンターを買うまでの回数は使わない、プリンターは自宅に置きたくないという方はコンビニで宛名ラベルを印刷するという方法もおススメです。
クリックポストで送れるもの
- 衣料品
- 書籍・コミック
- CD・DVD・ブルーレイ
- ハンドメイド品
- 化粧品
- お菓子など食品 等
クリックポストで送れないもの
送ってはいけない物は、現金、信書、郵便禁制品、貴金属、宝石などです。
具体的には、
- 手紙や請求書
- 証明書
- ダイレクトメールなど
クリックポストで送れるサイズ
最大サイズ | 長辺34cm × 短辺25cm × 厚さ3cm |
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最小サイズ | 長辺14cm × 短辺9cm (はがきサイズ位) |
重 量 | 1kg以下 |
デメリット、注意すべき点
- 現金や信書、郵便禁制品、貴金属、宝石は送れない
- 補償がない
- 陸送輸送のため、沖縄宛てや離島宛ての場合などは届くまで日数がかかる
補償がない
クリックポストは定型外郵便と同じく補償がありません。
発送中に紛失した場合や、破損した時は自己責任になります。
配送中の破損が起きないように梱包には気をつけましょう。
送りたい商品が3cm以下でも、商品保護のためのプチプチなどの気泡緩衝材(エアクッション)で包むと、3cm超えてしまうこともありますので梱包材の厚みにも注意。
緩衝材をせずに発送するのも商品の破損の原因にもなりますので、微妙な調整が必要です。
こんな時は戻ってくるかも!?
インターネットの追跡確認でなかなか引き受けにならないな~という時に、送り主にクリックポストが戻ってくることがあります。
- 厚みやサイズがオーバーしていた
- バーコードやQRコードが郵便局で読み込めない
- 内容物が配達途中で片寄ったりする
厚み、大きさや重量の規格は厳しいので、発送前には自宅で収まっているかチェックを必ずしましょう。
受け取るときはハンコはいるの?
クリックポストを受け取るときは、受領印(ハンコやサイン)は要りません。
普通郵便やメール便と同じようにポストに届けてくれるので便利です。
ただし郵便受けに入らないようであれば直接手渡しか、不在の際は不在票が入って再配達になることも。
さいごに
クリックポストは、事前登録が必要です。
登録や利用は、郵便局のクリックポストのページでできます。
参考 クリックポスト郵便局自宅にネット環境とプリンタがあれば便利なサービスです。
郵便料金の改定で2020年4月からはクリックポストの料金が198円になりました。徐々に値上がりしていますが、郵便ポストに投かんして発送できるのは便利です。
クリックポスト発送に限らず、商品を送る際にはサイズ・重量をキチンと測る習慣を付けましょう。