2018年2月26日から、フリマアプリのフリルとラクマが統合して、ラクマになります。
現在のラクマがなくなり、フリルが名前を変えてラクマ(以降、新ラクマ)となります。
出典元:https://fril.jp/new_rakuma
フリルを使っている方はそのまま使えますが、現在ラクマを使っている方はフリルに移行しなければいけません。
フリマアプリといえばメルカリを思い浮かべる方が多いでしょうが、フリルやラクマも有名ですよね。
フリルは女性ユーザーが多いというイメージですが、フリルとラクマが統合することでラクマの男性ユーザーも集まりさらに成長が期待できます。
今回ラクマとメルカリを比べてみて、私が一押しする新ラクマの3大メリットをご紹介します。
ラクマの販売手数料は無料から3.5%へ
もともとフリルやラクマは販売手数料が無料で、それは新ラクマヘ変更になっても継続されていたのですが、2018年6月4日から販売手数料が3.5%売上から差し引かれるようになりました。
販売手数料とは、出品したモノが売れたときに運営会社に支払う手数料です。
メルカリは10%の販売手数料に比べて、ラクマでは3.5%です。どちらも、取引終了時に販売手数料が売上から差し引かれます。
ずっと販売手数料無料をかかげていたラクマが無料でなくなったのは残念ですが、メルカリに比べるとまだまだ安い印象です。
例えば1万円の商品が購入されて取引が終わった場合、メルカリでは販売手数料が1000円引かれますが、ラクマなら350円です。
送料が違うこともありますが、どちらのほうが手元に残る売上金が多くなるかで出品を使いわけるのもいいかもしれません。
そしてほかにもメリットがあります。
ラクマは楽天ペイ払いができる
購入するときに楽天ペイ払いができます。
楽天ペイとは、楽天会員IDに登録したクレジットカード情報で支払える方法です。
アプリにクレジットカード情報を登録することなく、楽天会員IDとパスワードで簡単に購入できます。
楽天スーパーポイントも使えるので、楽天市場の買い物で貯まったポイントをラクマの購入でも使えます。
楽天が提供するフリマアプリならではの強みですね。
ラクマは購入申請が利用できる
メルカリでは、どんな人にいつ購入される分かりません。
評価の悪い人から購入されたらトラブルになってしまうこともあります。
また購入されたあとに、『あの品物、どこにあったかな』なんて焦って部屋を探しまわるなんてことも・・・。
新ラクマ(旧フリル)では、購入申請後に出品者の対応を待って購入する仕組みがあります。
もちろんそのまま購入してもらう設定もできますが、すぐに購入されるのはイヤだという方には安心です。
購入申請の選び方
出品するときに購入申請の項目を【あり・なし】で選択できます。
【なし】を選ぶと購入希望者はすぐに購入できます。
【あり】を選択しておけば、すぐに購入されることはありません。
出品者は、購入申請の通知を受けて、商品や購入希望者を確認してから承認 or 拒否をします。
承認したら通知が購入者に届いてから支払いされるので、すぐに購入よりは少し時間がかかります。
しかし事前に購入者の評価や商品を確認できるので、出品する側にしてみれば安心です。
フリマアプリのダウンロード数
メルカリとフリル・ラクマのアプリダウンロード数を比べると、メルカリが圧倒的に多く、フリマアプリといえばメルカリという印象ではあります。
メルカリ | フリル | ラクマ | |
---|---|---|---|
ダウンロード数 | 6000万件強 (2017年12月20日時点 *1) |
1000万件 (2017年9月末時点 *2) |
400万件 (2016月11月時点 *3) |
(*1 : 日本経済新聞 2017/12/20 記事)
(*2 : プレスリリース )
(*3 : 日本経済新聞 2016/11/24 記事)
ラクマは2016年のデータのため現在はもっと数が伸びていると思いますが、メルカリのダウンロード数は6000万件強と飛びぬけていて、アプリの利用者が多いことがうかがえます。
しかしメルカリでなかなか売れなかった商品が、ラクマやフリルに出品したら売れることもあります。
ひとつのフリマアプリを使うより、商品やジャンルによって使い分けるのもオススメです。
私も今までメルカリしか使ってなかったのですが、統合をきっかけにラクマでも出品や購入をしています。
まとめ
今回の統合で、ラクマとフリルに分かれていた利用者が集まれば今までよりもにぎわい商品も動きやすくなります。
2018年6月4日から販売手数料が3.5%差し引かれるようになりますが、それでもメルカリよりは安いです。高額商品を出品するなら、だんぜんラクマで売ったほうがお得になります。
気になるアプリの使い勝手も、メルカリを使ったことがある方なら操作が似ているのですんなり使えます。
出品した商品の発送方法も「かんたんラクマパック(旧 かんたんフリルパック)」という方法があり、安心して取引できるサービスが整っています。