郵便物の発送に使う【厚さ測定定規を買う前に】穴のサイズや材質の選び方

郵便物の発送に便利な厚さ測定定規の選び方

厚さ測定定規は、郵便物が既定の厚みや幅に収まっているか確認できるスケールです。

メルカリなどのフリマアプリで、厚さ3cmまでの郵便物や 2.5cmまでのネコポス発送をするときに便利。

しかし、開いている穴の大きさや数・値段もバラバラでどれを買えばいいのか分かりにくいのが難点。

この記事では、厚さ測定定規の穴についてや、どれを選べばいいかについて説明しています。

厚さ測定定規の穴の選び方

厚さ測定定規を検索すると、穴の大きさも1個~4個ほど開いているものなどバラバラです。

自分に何が必要なのか分かりにくいですよね。オススメのスケールを紹介します。

メルカリするなら3cm・2.5cm・1cm

厚さ測るスケールの穴の対応物

厚さ 対応する種類
3cm 定型外郵便物の規格内
レターパックライト
クリックポスト
ゆうパケット3cm厚
ゆうメール
2.5cm ネコポス(ヤマト運輸)
1cm 定型郵便物
ミニレター 厚さ

3cm・2.5cm・1cmは、郵便物ネコポスの厚さと幅が測定できます。

これがあれば、メルカリなどのフリマアプリの発送に困りません。

こんな方にオススメ

  • 試しに使ってみたい
  • とにかく安価なものがいい
  • メルカリなどの発送に使う

ただし、MDF製の厚さ測定定規はデメリットもあるので確認

2.5cmが2cmなのもあるけど?

2.5cmと2cmどちらを選べばいいの
3穴の定規には、2.5cmの穴の部分が2cmになっているものもあります。また、2.5cmと2cmの両方を含んだ、4穴のスケールもあります。

2.5cmと2cmは0.5mmの差ですが、対応するものは違うので注意!

厚さ 対応する種類
2.5cm ネコポス(ヤマト運輸)
2cm スマートレター
ゆうパケット2cm厚
クロネコDM便(ヤマト運輸)

私は今までメルカリで400件以上取引をしていますが、2cmが必要だったことはほぼ0です。

2cmがあまり必要がない理由

  • スマートレターは折り目があるので定規を使うほどでもない
  • 2cmのゆうパケットを使う機会が少ない
  • クロネコDM便は、個人では個人事業主でないと利用できない

です。ですが、スマートレターをよく使う方は2cmがあったほうが便利かも。

全部使う!という方は、4穴バージョンをどうぞ

郵便発送は1cmと3cmだけでもOK

つかめるサイズの厚さ測定定規

私の場合、1cmと3cmのシンプルな2つ穴をずっと使っていました。ネコポスを使わない派ならこれだけで十分です。

厚さ測定定規の素材

厚さ測定定規の素材は、

  • アクリル製
  • MDF製
  • プラスチック製
  • 紙製

などがあります。分かりにくい素材を確認してみましょう。

アクリル製

アクリルは透明で綺麗。スケール自体の厚みがあればしっかりしていて使いやすいです。

普通に使う分には大丈夫ですが、無理に物を通したりぶつけたりすると割れることもあります。

透明がいいかたはアクリル製をどうぞ

MDF製

MDFは、木材を集めて作られた板です。表面はツルツルしています。

ダイソーでもMDFボードとして素材の板が売られていて、安価で頑丈なのでDIYなどにも使われる素材です。

木の特性もあって、軽く力を入れてもしなるので折れにくいですが、無理な力を加えるとこちらも折れることも。

MDF製の厚さ測定定規を買ったら最初にすること

MDF材の厚さ測定定規を買って最初にすること。

それは、ティッシュで側面を拭くことです。

ナツメ

えっ!?そんなこと?

ですよね。

MDFボードをレーザー加工で切りぬいたり目盛りを加工して作るため、切りぬいた部分に黒いすすが残っていることも少なくありません。

そのまま使うと、封筒や手に黒い跡がつくこともあるので注意。

最初は側面をティッシュやウエットティッシュで何回か拭いて、しばらく乾かしておきましょう。

また、下の写真のように元から黒い跡が付いているものもあります。

私の購入したものもありました。これは拭いても木に染み込んでいて取れにくい。

これが気になるようでしたら、透明なアクリル製の厚さ測定定規を購入したほうがいいかも。

私は厚さが測定できれば気にしない!と思ったのでMDF製を選びました。

厚さがギリギリの物は使い方に注意

MDF製でもアクリル製でもそうですが、厚さがギリギリの物は無理に通すと割れることもあります

無理して通ったからといって郵便局に持って行くと、

スッと通らないので駄目です

郵便の人

と断られることもあります涙。(無理に通したら駄目と言われたり、潰して通ればオッケーと言われたり、郵便局によって対応が違うことも多い)

  • 無理に通すと定規が割れることがある
  • 無理に通しても郵便局で断られることがある

厚さ測定定規に郵便物を無理に通したところでいいことはありません。ある程度の余裕をもって使いましょう。

自分で作るより正確

売られている厚さ測定定規は、当たり前ですが自分で作るよりははるかに正確です。

厚さ測定定規は最近では安価な商品も出てきたので、買うほうが早いです。そのうちダイソーとかでも購入できるようになるかも!?

↓手作りするなら3cm測定定規を手作り郵便の発送に便利!【厚さと幅を測定するスケール定規】を手作りする方法

ただ、購入するときも商品によって、厚みや幅が1mmほどの誤差がでたり、クロネコヤマトのスケールに合わせてわざと若干大きく作っている物もあります。

購入のときは説明や口コミもチェックしてみてください。

さいごに

郵便発送をする場合に一本は欲しい厚さ測定定規の選び方でした。

穴のサイズや値段も色々あるので、どれを買えばいいか迷っていた方も多いのではないでしょうか。

厚さ測定定規があれば発送ストレスも減ります。もっと普及して、ダイソーで100円で買えれるようになればいいですね。

郵便物の料金は、厚さとサイズだけで決められるものではなく、重さも制限があるのでキッチンスケールもあれば確実です。

郵便料金を知る【デジタルキッチンスケール】買う時のポイント