郵便の発送に便利!【厚さと幅を測定するスケール定規】を手作りする方法

3cm以内に収まっているか苦戦する人

2017年の郵便料金が変更後、定型外郵便はサイズによる規格が追加されました。

重さだけでなく郵便物のサイズによっても料金が変わるので、郵便物をポスト投函する場合は気をつけなければいけません。

郵便局の窓口にいけない場合もありますし、品物や梱包の仕方で料金が変わるので、いくらになるのか前もって知っておきたいところ。

そんな発送にそなえて、厚さを測るスケール定規があれば便利です。

今回は厚さと幅を測定する定規を手作りする方法を紹介します。

2019/09/20追記
この記事を書いたのは2017年ですが、最近はネットでも安価なものが出てきたり、100円ショップのCan★Do(キャンドゥ)でも厚さ測定定規が売られているとの情報が!近くに店舗があるなら買ったほうが精密で早いです
郵便物の厚さを測定する定規の選び方郵便物の発送に使う【厚さ測定定規を買う前に】穴のサイズや材質の選び方

定形外郵便物 規格サイズの壁

定型外郵便規格内で送れるサイズと重さ

定型外郵便物の料金は、重さの段階のほかに規格内or規格外のサイズで変わります。

規格
長辺34cm × 短辺25cm × 厚さ3cm
(規格にサイズが収まれば規格内)

このサイズを超えてしまうと、規格それぞれの重さの区分料金になってしまいます。

100円近く変わるので、梱包次第で3cmに収まるならば事前に確認したいところです。手紙・はがきの郵便料金一覧【2023年】[定形郵便・オプションサービス]

クリックポスト発送 厚さ3cmの壁

郵便局のクリックポストのイメージ
クリックポストは、ヤフーのIDの登録をして利用できるサービスです。

一律 185円(10月1日からは188円)で最大1kgまでの物が送れて追跡が付いています。場合によっては定型外郵便料金よりも安く送れることも!

クリックポストのサイトで登録する手間がありますが、メルカリなどのフリマアプリの発送に使っている方も増えてきました。

そのクリックポストのサイズも34cm × 25cm × 3cm という規格があります。

クリックポストで送れるサイズと重さ
クリックポストねこ【クリックポスト】全国一律198円で何が送れる?どう送る?

郵便の規格サイズは同じ

郵便の規格サイズ

そうなのです。

定型外の規格内で送れるサイズと、クリックポストで発送できるサイズが同じなのです。

規格のサイズを意識して梱包することが大切です。

厚さ測定定規があれば便利

定型外郵便の規格やクリックポストの送れるサイズに共通する、横幅 25cm×厚さ 3cm というサイズ。

この横幅と厚さに注目して、厚さ測定定規があれば自分で確認ができます。

厚さ測定定規は、既製品がアマゾンなどでも販売されています。最近では100円ショップのCan★Do(キャンドゥ)でも売られているのでお近くに店舗があるなら、探してみてください。

➡精度や強度を求めるなら購入が吉!

ナツメ

厚さのチェックだけに定規を買いたくない!
あまり発送しないかもという方にはまず手作りしてみよう!

先生

これから沢山発送の機会があるなら購入もいいですが、たまに使うくらいなら手作りでもいいかも

厚紙があれば簡単に作れるので参考にしてみてください。

手作り簡易スケールの作り方

手作りスケールは、自宅にあるもので簡単につくれます。

必要なもの

  • 厚紙(段ボール)
  • ボールペン
  • カッター
  • カッター作業用マット(下に傷がつかないように、要らない雑誌など)
  • 定規(25cm以上あるもの)
  • ガムテープ(補強するのに使う)

必要な厚紙(段ボール)のサイズ

手作り郵便スケール作り

厚紙(段ボール)の必要サイズは横30cmくらい縦7cm~10cmくらいの大きさがあればOK

厚紙はアマゾンで商品購入した時に底についてくる段ボールで作ってみました。若干折れもありますが、最後にガムテープで補強すればしっかりします。

段ボールは厚さがあるので綺麗に切るのは難しいです。大きい厚紙が自宅にあれば、精度が高く作れるかもしれません。

1. 線を引く

上から3cmほどあけたところに、横25cmと縦3cmの幅を引いて枠を書きます。

内側にガムテープを貼ったりするので、出来上がると1mm~2mmくらい小さめになってしまうかもしれません。(私はなりました・・)

その分気持ち大きめに枠をひくのもいいかもしれません。

↓こんなかんじ

手作り郵便スケール作り

2.カッターで書いた枠に切り目を入れる

手作り郵便スケール作り

作業用マットの上で、厚紙(段ボール)を切り抜きます。

私は適当なので定規も当てずに線をなぞっていきました。(定規をあてると逆にずれる・・・)
※怪我にはくれぐれも注意して下さい

↓枠に沿って、切れ目を入れました。ガタガタになってる・・・

手作り郵便スケール作り

3. くりぬく

手作り郵便スケール作り
くるりんぱ

4. ガムテープで補強する

手作り郵便スケール作り

内側が、カッターの切りっぱなしで凸凹だったので、ガムテープをまいて滑らかにしました。

見てください、この適当ぶり!
厚さを測ってみると、3cmよりも狭いような・・・。
手作り郵便スケール作り
ま、まあ、大まかな目安を測る定規ということでいいということにしましょう!

そこまで、3cmピッタリのものなんて作れません。人間だもの・・・

しかし、これを通れば確実に3cmの厚さの壁はクリアということです!

安心してポストに投かんできます。

さいごに

郵便を発送するときにはかかせない、厚さと幅を測定するスケールを手作りする方法でした。

Can★Doで100円で買えるようになったり、ネットでも安価な価格で手に入るようになったので、正直、作る手間を考えると買った方がいいです。

家で確認するためのものなので、

  • 完璧なものでもなくていい
  • お金をかけて3cmスケールを購入するのもなぁ
  • 試しに使ってみたい

という方は簡易スケールを作ってみるのもアリかも

ただ発送が多くなってくると、やはりダンボールではすぐヘタってしまいます。

ダンボールは無理やり通ってしまうこともあるので、ギリギリ 3cm通るかの郵便物はやっぱり不安になりますよね。

ギリギリの厚さが増えてきたぞ!というかたは、しっかりしたものを購入しましょう。

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